風俗営業許可申請の流れ

 

1.一般的に風俗営業の許可申請の流れは以下のようになります

 

@営業予定の風俗店の営業形態を決める

ダンス、接待については特に気をつけてください。軽い気持ちで開業するとあとで大きな問題になります。最近ではこの規制を前提に生バンド演奏をするクラブやガールズバーの摘発が相次いでいます。

 

A保護対象施設の調査

⇒風俗営業では保護施設までの距離制限をしています。用途別地域により異なりますが、特に学校に関しては50mから100mと厳しくなっています。その他入院し施設がある病院・診療所なども調査が必要です。外見だけでなく実地の調査も必要になります。これに関しては申請書類とともに保護対象を記入した店舗周辺地図を提出しなければなりません。この段階で営業が不可能であることが分かった場合には、あきらめるか他の営業形態に変えるしかないですから、不動産の賃貸借契約も慎重にしてください。風俗店舗の扱いを多くしている不動産業者ですとそのあたりの情報はしっかり握っていますので安心です。

 

B風営法以外の許可

⇒飲食を提供する場合には保健所に飲食店営業の許可をとらなければなりません。すでに許可を得ている場合には必要ありません。許可申請の後、保健所の検査があり約1週間で許可が下ります。

この間にCに必要な書類を整えておくことが必要です。特に図面類は面倒なので早めの準備が必要です。

 

C風俗営業の許可申請

⇒必要な書類を添えて営業予定地を管轄する警察署(通常は生活安全課)に許可申請書を提出します。多い場合にはだいたい30種類近い書類がありますので、準備をきちんとすることです。不備があると受理されませんので注意してください。代理申請もできますが、経営者への注意事項などもありますので、できるだけ経営者が同席するようにしてください。

 

D実査

申請から2週間ほどで実査が行われます。ここでは料金表、「18歳未満立入禁止」「20歳未満酒類提供禁止」のプレート、従業員名簿などが確認されます。

 

E許可

申請から55日以内(東京都では40日程度が多い)に許可が出ます。そうすれば晴れて営業を開始できます。夏や冬のボーナス時期を当て込んで新規開店しようとするのであれば、だいたい2か月ぐらい前から準備を始めておかなければ間に合いません。ですから、5月や10月に申請準備を始めるかたが多いようです。

 

2.性風俗特殊営業や深夜酒類提供飲食店など届出の流れは上記とはかなり異なります。深夜酒類提供飲食店の場合には同様に保健所の許可が必要ですが、それ以外は必要書類を揃えて提出するだけです。基本的には営業開始日の10日前に提出することになりますが、多少の前倒しは許されることが多いようです。

 

3.風俗営業は開始するのに数多くの書類が必要になる業種です。経営者とすれば従業員集めや教育、また店舗の改装や経営方針などやることが山のようにあってどうしても抜けてしまうことが多いものです。開業にあたってはアクションプランを作ることをお勧めします。

 

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